松田養鯉場のブログ

当養鯉場の日々の出来事をお伝えできたらと思います。

本題に入る前に。

皆さん、お元気ですね。

 

本題に入る前に、ちょっとうんちく話しです。

私は昔、一時期中国の古典にハマった時期がありまして、いろんな本を読み漁りそんな中、儒教の教えと言うものに触れました。 宗教臭い話ではありません。

教えの中にこんな一説がありました。 人に何か無償でしてあげたとします。 してあげた人があなたに対して感謝の気持ちを示さなかったとします。

普通の人ならば「有難うぐらい言いなさい」と思うはずです。 しかし、教えの中では感謝の気持ちを示さなかった人の事は責めず、「有難う」と言う言葉の見返りを求めた者の方を否としています。

貴方は何の見返りも求めずに奉仕したのではないですか? 「有難う」と言う言葉は貴方の気持ちを満たす見返りになります。

「有難う」ぐらい言えばいいのにと思う気持ちが、貴方の親切心から出た行動を汚してしまうと言う教えでした。

これは何を意味しているかと言うと、”自分の選択に覚悟を持て!”と言う事です。

人は日々選択しています。 例えば貴方がある人を信じて一緒に仕事をしたとします、後に裏切られ悲しい思いをし、人を恨みます。 しかし、それは貴方の覚悟が足りなかったのです。

一緒に仕事をするという選択をあなたがした時に、この人になら裏切られても良いと覚悟をするべきだったのです。 出た結果に対して悲しんだり人を恨み後ろ向きになるより、自分のした選択の結果だと心を早く整理し前に進む方が誰かのせいにしてうじうじするよりよっぽど良いという事です。

正に今、コロナの時代。 貴方は自分の選択した行動に対して覚悟を持っていますか?

こうは言っても私もまだまだ覚悟の足りない人間です。

しかし、こういう考えを一つ自分の心の引き出しに入れておくと、何かでつまずいた時に自分の心を前向きにする助けになります。

 

私達、生き物を扱う仕事は常に選択と結果が付いてきます。

皆さんも職種は違っても同じだと思います。

お互いに精一杯やってみましょう!!

 

この手の話をすると長くなるのでやめます。 今日のお題は”考察 昭和その1”のはずでしたが本題に入る前にお腹が空いて電池ぎれになりました。

帰ります。

では、また。